最終更新日 2024年2月21日 by ガラスのハートを持つおっさん

建設

▶️信和建設はどう見る?今後のゼネコン業界について

これからゼネコン祭りが日本では始まりそうです。

というのはこれから日本はオリンピックを控えて特需がこれで期待することが出来るようになっていますし、さらにはオリンピックが終わっても、統合型リゾート(IR)整備推進法が可決されたので、これで様々な施設が各地にできるという事が予想されています。

これによって観光客をより多く獲得することも出来るようになると考えられるので、こうした施設を造るのに必ず出てくるのがゼネコンということになり、これから全国でこうした需要が大きなものとなると考えられるわけです。

これから観光立国を目指していくという日本とすると、こうした施設が出来るという事は大きな意味があるといって良いでしょう。

これまで無かったことが問題といえば問題かもしれませんが、その為にこれから様々な施設を造る事が出来るという事で、これが大きな景気向上に向かうと考えられるというわけです。

ここで重要になるのが如何にこうした施設を活かすのかという事になるのですが、これを考えた統合型リゾート(IR)整備推進法案が国会を通過したという事には大きな意味があります。

▶️統合型リゾート(IR)整備推進法案について思うこと

何しろこれまで日本は世界に対して、こうした施設を造ってくる事を拒んでいたといってもいいでしょう。
そのような国は世界にはほとんどありません。

今でも日本には世界から様々な人が訪れてくれるのですが、そうした人達の多くは今の日本の古い施設を見に来ている人がほとんどで、日本の今の観光立国の地位は、全て過去の遺産によって成り立っているといっても良いでしょう。

これを今の日本人の魅力を見せるようにする事が出来るのが、こうした統合型リゾート(IR)整備推進法案の凄い所という事になります。

出来ればオリンピックまでにこうした施設を建設したいという思いはあったかもしれませんが、まず今から取り掛かっていたのでは間に合わないというのは確実でしょうから、たとえ間に合わなかったとしても、こうした施設は必ず必要になる事は間違いありません。

何故なら日本は観光立国を目指しているにも関わらずに現代の施設で外国人観光客を呼ぶことができていないからです。
これではリピーターは集まりません。

一回過去の遺産を見れば後はもう外に見るところは無いという事でそれで帰国して2度と日本には来ないという事になってしまうでしょう。
それでは観光立国とは言えません。

▶️ギリシャに見る過去の遺産に頼る危険性

この過去の遺産に頼るという事がどれだけ危ないのかと言うと、ギリシャを見ると良く分かります。

ギリシャが観光立国だという事は世界の共通認識となるぐらいのものですが、このギリシャが世界を巻き込むような財政危機に陥ったのは記憶に新しいはずです。

このような事になったのはギリシャが新しいものはなにも造らず何も努力をすることなく、過去の遺産を見せるだけという極めて安易な観光立国を造ってしまったからだといって良いでしょう。

これではリピーターが来なくなるのも当然ですし、長続きしなかったのも当たり前ということになります。

このギリシャの二の舞いにならないようにするためには、日本は過去の遺産に頼るのではなく、自ら日本の良い所をどんどん建設していく必要があるという事です。

それで登場して来たのがリゾート施設という考え方ですから、これを上手くいくようにしていくしかありません。

▶️苦手だからしないというのはビジネスではないと信和建設はいう

なかには日本はリゾート施設の経営は苦手だから上手くいかないというような事を言う人もいますが、苦手だからしないというのはビジネスではありません。

苦手であろうが得意であろうが、国が観光立国を目指すという事をいって、それに沿った形で運営をすることで景気の向上を図るという事を考えたわけですから、これをしないという考えはもう無いわけです。

他に景気刺激策があるというのであれば、それを考えても良いかも知れませんが、そのようなものは今の日本にはありませんでした。

最終的なこれしかないというのが、この統合型リゾート(IR)整備推進法案で出てきたリゾート施設による観光ビジネスなのですから、これをひたすら上手くいかせることを考えなければなりません。

考え方として、上手くいかないかもではなくて、上手くいくようにするというように考えなければならないというだけのことです。

世界にはいくらでも観光ビジネスで成功をしている国や都市があるわけで、そうしたところに学びながらさらに日本の独自の良さをそこに付け足すという事を考えていけば、それなりの事は出来るといって良いでしょう。

失敗したところももちろんありますが、それは失敗例としてその二の轍を踏まないようにするという事を考えればよいだけです。

ビジネスは成功することを考えつつ、失敗の例は参考にしつつ、そうならないための工夫をしながらしていくものですから、失敗例があるからやらないなどというような悠長な事を言っていられる場合ではないと考えなければなりせん。

もうすぐそこにオリンピックは来ているのです、時間はもうないと信和建設は注意を促しています。

出典元:信和建設