最終更新日 2024年2月21日 by ガラスのハートを持つおっさん

現在の液晶テレビのバックライトパネルとして、おもに利用される光源となるのはLEDです。
テレビの液晶というのは、そのLEDのバックライトの光を遮断することにより、映像として液晶に表すことができます。

LEDパネルを利用したテレビは、以前主流であった蛍光管タイプのものよりも消費電力が低いと言われていますが、電気料金に関しましては、各家庭の使用頻度によって異なりますので、あまり関係性はないようです。

LEDが出すエネルギーは、ほぼほぼ光にかえられますので、熱がこもることを抑えます。

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一方、蛍光管のライトパネルは熱を伴うため、エネルギーをたくさん必要になる…と言うことから、消費電力がどうしても高くなってしまうのです。

もし、機会がありましたら家電量販店等に行って、蛍光管タイプの液晶テレビとLEDタイプの液晶テレビの液晶部分に触れてみてください。

そうすると、先ほど述べてきたことがご理解いただけると思います。

おそらくLEDタイプの液晶パネルの方が熱を持っていないでしょう。

また、LEDパネルはその光源であるLEDの配置により、直下型、エッジライト型、スリムブロック型の3タイプに分けられます。

直下型→多数のLEDが液晶の真後ろに並べられたタイプ
エッジライト型→LEDを液晶のすみに配置し、導光板という板で液晶全面に光を広げるタイプ
スリムブロック型→エッジライト型のタイプの小さなブロックを液晶全面に何ブロックかを敷き詰めたタイプ

最初の方でも申しあげましたが、テレビの液晶というのはバックライトの光を遮断することで映像に表すことができます。

黒は光を全て遮断することで表わすことになるのですが、実際には100%全ての光を遮ることは不可能であり、光漏れが起こってしまいます。

これによる現象は「黒浮き」と呼ばれています。

この黒浮きはエリア駆動にて解消されます。

そのエリア駆動とは、蛍光灯パネルは明るさの調整が不可能でしたが、LEDパネルは液晶のエリアごとに明るさを調整できます。

ですので、液晶の黒い部分は明るさを調整することで黒浮きを改善することができるのです。