最終更新日 2024年2月21日 by ガラスのハートを持つおっさん

「軟包装の特徴を知りたい」
「朋和産業さんに就職したい」
「硬包装と軟包装の違いについて知りたい」

軟包装は包装の種類の1つです。
従来は形状を変えにくい硬包装が選ばれることも多かったのですが、近年は利便性の高さからこちらが好まれることも増えています。
どのような包装か知らないのであれば、特徴や使い道を確認しておきましょう。

とても軽いので包装を行っても重量が著しく増えない

硬包装と比較したときに、軟包装には軽い・丈夫・加工が容易・伸縮性がある・透明性が高い・リサイクルしやすいといった特徴があることが分かります。
まず、とても軽いので包装を行っても重量が著しく増えません。
重量が軽いということは輸送コスト削減にも繋がります。
輸送コストが削減できれば販売価格も安くすることができるので、消費者に選んでもらいやすくなるというメリットも得られるでしょう。
軽いとすぐに破れるのではないかと思うかもしれませんが、軽くても丈夫なところがこの包装の強みです。
簡単に破れてしまうことはないので、販売する前に見た目が悪くなってしまう心配もありません。
廃棄するときには包装を捨てることになりますが、ミシン目などを入れておくことで丈夫でも切れやすくすることができます。
柔らかい素材なので加工が簡単であり、製品に合ったサイズや形状に整えやすいです。
厚みがほとんどないので、硬包装よりも印刷加工が簡単という利点もあります。

軟包装は伸縮性がある

軟包装は伸縮性があることも魅力です。
身近な製品を例にあげると、飲料ペットボトルや液体洗剤のボトルがあります。
製品の形に合わせてフィルムをフィットさせることができ、立体物に貼りつけても成分表や注意事項がきちんと読めるという特徴があることを知っておきましょう。
透明性の高さもポイントであり、これによって中身を見せることができます。
商品によっては中身が見えるほうがお客さんに信頼してもらいやすいケースもあるので、そういった商品には透明感を活かしたものを使用することになるでしょう。
もちろん、色がついたものや遮光素材でつくられたものも使用することができるため、製品に合わせて最適なものを選べます。
プラスチックはリサイクルすることが推奨されていますが、分解や洗浄が困難なものはリサイクルすることが難しいです。
こちらのタイプであれば簡単に容器から取り除いたり、汚れている場合は汚れを落としたりすることができるので、スムーズにリサイクルすることができます。

どのような用途で軟包装が使われているのか

実際にどのような用途で軟包装が使われているのかと言うと、たくさんの商品をあげることができるでしょう。
おにぎりやサンドイッチのフィルムもこれに該当しますし、スーパーでプラスチックトレーの上に欠けられているラップフィルムもこれに分類することができます。
レトルト食品や加工食品の包装、ペットボトルのラベルなど食べ物や飲料に使われるケースが多いですが、洗剤容器のラベルのように食べ物以外でも使用されることを知っておくと良いです。
出版物にもこれが使用されることがあります。
DMやカタログが送られてくるときには、封筒ではなく軟包装のケースが多いはずです。
丈夫で軽いので、重いカタログなどを郵送する際にも用いられることが多いと言えます。
スーパーやドラッグストアなどの店舗で販売されている製品に使用されていることが多いですが、書店で販売される本やアパレルショップで販売される洋服、雑貨屋のラッピングなど様々なものでこれが使われていると言えるでしょう。
今まで十分な知識を持っていなかった人であれば存在に気づいていなかったかもしれませんが、お店や家など幅広い場所でこの包装に触れる機会があると言えます。
買い手にとっても売り手にとっても魅力が多い包装ですが、製品の形状や性質によってはこれが向いていないケースもあるでしょう。
その場合は硬包装が採用されることもありますが、硬包装と併用されるケースも多いことを知っておくと良いです。
スーパーで販売されている肉や魚が代表的な例であり、柔らかいフィルムと硬い発泡スチロールトレイを併用しています。
単体でも十分な使い道がありますが、硬包装と組み合わせることで更にたくさんの使い道を実現できることを知っておきましょう。

まとめ

軟包装はとても身近な存在だと言えます。
昔は硬包装が主流で捨てるときには分解や圧縮に困ることもありましたが、今ではこちらが多く使われるようになったことで、簡単に開封できたり簡単に処分することができたりしていると理解しておきましょう。
今後もあらゆる製品にこれが使用されることが予測できます。
用途に合わせてより強度が高いものや優れた性質を有するものなどが開発される可能性もあるため、今までになかった使い方が可能となる日もやって来るかもしれません。
包装のことを普段じっくりと考えることがない人も多いはずですが、身近で大切な存在の1つだと言えます。
商品を購入するときにこれが使用されていないかチェックしたり、どのような特徴があるものが使われているのか確認したりすることがおすすめだと言えるでしょう。

朋和産業習志野