最終更新日 2025年1月22日 by ガラスのハートを持つおっさん
お金を稼ぐことで、日々の生活を成り立たせるということは大切です。
自分のため、家族のためにお金を有意義に使うということを意識して日々、過ごしている方もいるでしょう。
ですが、お金の使い道というのは自分や家族以外にも他の人のために使う方法の一つとして募金を積極的に行うという方法もあります。
募金をするということは、自分が稼いだお金を他の人のために使うということになるため自分に対してメリットがないように感じるかもしれません。
しかし、経済的なメリットや心理的なメリットがあります。
⒈募金することで節税になる
基本的に、募金をすることで、節税になるということが経済的なメリットといえます。
寄付金控除という制度が日本にはあるため国に対して、または日本ユニセフや地方公共団体やNPO法人などに寄付することで所得税の控除対象となるため節税として利用してみるというのも一つの方法です。
心理的なメリットとしては、自分のことだけでなく人に対してお金を使うことで幸福感を得られるという点です。
人の助けになることをすることで良いことをしたという実感があることで精神的に幸せな気分になる、満足感を得られることもあります。
募金という形のため直接的なサポートにはならなくても、人のために自分は行動したという点から幸福感や満足感を得ることができるというのが心理的なメリット といえます。このように、経済的なメリットや心理的なメリットがありさらにいえば、人のために行動をするということは結果として大きな視点でみれば社会的にも経済の支援、人道支援などにつながり災害など問題が生じた地域、人などに対してサポートになればその状況から復興などにつながります。
⒉自分の生活にもよい影響を与える
社会的な循環へとつながるため状況によっては自分の生活にもよい影響を与えることになる可能性もでてきます。
地域によっては、その場にいる人達だけではどうすることもできず、支援が必要な場合もあります。
ボランティアなど人員が必要になる場合もありますが、そのような場面で資金的な面の援助ということも不可欠です。
物資の不足やその他にもその場で暮らす人々の生活の支援として寄付金が多く集まることによって、安定した生活に戻るサポートにもつながるでしょう。
⒊募金の種類
募金は、大きく分けて義援金、支援金、寄付金などがあります。
●義援金
義援金は、主に被災者や被害者など直接お金を渡すタイプです。
そのため、物資や構造物などにするお金にはならず、サポートしたい人に対してお金が渡されます。
直接、渡すということから支援としてはメリットは大きいと思いがちですが、公平に分配する必要がある点から被災状況の範囲が広い場合には分配にかなりの時間を要することになります。
そのため、災害などが生じた場合にすぐにお金が渡るということにはならず、ある程度時間が経過した段階で被害状況などの調査の上、被災者の手に支援としてお金が渡されます。
●支援金
支援金は、団体や組織に対して渡るお金です。
これは、団体を支援する目的のお金になるためどのような団体かにもよりますが、例えると、災害発生時に医療的な面でのサポートをする団体や物資の支援をする団体など救命目的や復旧活動をする団体をサポートするという意味で使用されるお金です。
さまざまな団体があるため、その活動内容などをよく調べておき、支援したいと思える団体に支援金を出すことが大切だといえます。
義援金と違う点としては、現場で活動する団体などの場合には、比較的早い段階で支援金のサポートが役立つという点です。
災害時で初期の段階からうまくサポートして欲しいという場合には、支援金として団体や組織の現場活動に対してお金を出すことを検討してみるといいでしょう。
●寄付金
寄付金は、媒体によってお金の行き先が異なるという点が特徴です。
企業が行っているのか、自治体に対しての寄付なのかなどによってお金の使い道なども違ってくるでしょう。
このように、お金による支援というのは、さまざまな形があります。
自分がどのようなサポートをしたいのかという点から、義援金、支援金、寄付金などの選択をしてみることが大切です。
⒋まとめ
そして、何より気持ちというのも重要だといえるでしょう。
募金をするという場合には、多くの人が出し合うことによって大きな金額になります。
必ずしも大きな額を無理をして出す必要はありません。
少しの金額でも、人数が集まればかなりの金額になるのも事実です。
少額だとほとんどサポートにならないのではないかと、助けたいという気持ちがあっても行動できずにいるよりも少しでもサポートしたいという気持ちから少しでもお金を出してもらえるということがとても重要です。
災害などが多いのも国の特徴ですが、支援を必要としている方達に助けたいという気持ちが届くように行動してみましょう。